今朝の朝日新聞の朝刊に「呪いは罪になるか」という記事が出ていました。
実際に先週、群馬県においてわら人形による事件が起きました。
ゲームセンター駐車場で、従業員がわら人形のようなものを見つけたことが発端です。
人形の胴体にゲームセンターを経営する女性の名前が赤い塗料で書かれ、約6センチの釘が貫通していたそうです。
恐怖を感じた女性が被害届を出して、男が脅迫容疑で逮捕されました。
男はゲームセンターの常連客で、昨年秋、女性にプレゼントを贈ったのですが、受けとってもらえなかったので、恨みを持ったようです。
わら人形は、白装束で、神社に丑の刻(午前2時ごろ)参りに、五寸釘を使用するのが定番とされていますが、いまは直接相手に向かっていくやり方もあるようです。
確かに、直接的で不気味です。
いまのところ、自宅でわら人形に釘を刺したり、丑の刻参り程度では罪にはならないそうです。
実行する方はいないとは思いますが、念のため。
さて『俗語発掘記 消えたことば辞典』から、死語の続きです。
まずは「フィーバー」「フィーバーする」から。
熱狂、盛り上がることですね。
1978年に公開されたジョン・トラボルタ主演の『サタデー・ナイト・フィーバー』で一気に広まりました。
「ステイン・アライブ」などのビージーズの曲が大ヒットしましたね。
「フィーバー」はその後、パチンコ台の名前になり、大当たりの代名詞になりました。
お次は「チョベリバ」。
1996年ぐらいに「コギャル」たちが使い始めたことばで、当時は気にも留めませんでしたが、けっこう成り立ちが現代的です。
「超ベリーバッド」の略なのですね。
その逆で「チョベリグ」もあります。
女子中高生の発想は不変ということでしょうか。