ヤンエグは話がピーマン

トランプ大統領はもはや異常人格の域に達していますね。

 

中東・アフリカ7カ国の国民の入国を一時禁止する大統領令を出しました。

米国の永住権を持っていても入れないケースもあるとのことです(これに関してはその後撤回)。

 

すでに拘束や搭乗拒否されたりしている人が280人以上いるということです。

 

ひょっとしてトランプは「イスラム国」(IS)をシリア・イラク・イランのことだと思っているのでしょうか。

 

この暴挙に対してカリフォルニア、ニューヨークなど15の州と首都ワシントンの司法長官が違憲だと反対を表明しています。

 

反旗を翻している州の人口を合わせるとアメリカの3分の1になります。

国がまっぷたつに分かれそうです。

 

安倍さんは2月10日にトランプと会談しますが、大丈夫でしょうか。

 

「バカなことはやめろ」とはっきり言ったほうがよいと思います。

でないとイランやイラクから日本も敵対国だとみなされてしまいます。

 

 

さて、今回も『俗語発掘記 消えたことば辞典』から死語の世界をしばしさまよってみましょう。

 

まずは「ヤンエグ」なんてどうでしょう。

 

ヤングエグゼクティブの略ですね。

大手企業の若手社員のことです。

 

いまなら「IT関係」という感じでしょうか。

バブル時代の1990年の流行語でした。

 

「三高」ということばもありますが、「ヤンエグ」のほうが先のようです。

ちなみに「三高」とは「高収入、高学歴、高身長」のことです。

 

あともうひとつ、「話がピーマン」てのもありました。

 

話に内容がない、という意味です。

 

これは野菜シリーズになっていて、「話がキュウリ」(話が長い)、「話がトマト」(話がめちゃめちゃ)、「話がセロリ」(筋が通っている)などがあったそうですが、「話がピーマン」だけが残った感じです。

 

出来がよかったということでしょうか。

ほかの野菜のことばは私は知りませんでした。

 

 

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