コンニャクはお金か

森友学園の国有地売却問題は揉めに揉めてますねえ。

 

安倍首相夫人昭恵氏の名誉学園長、稲田防衛相の顧問弁護士疑惑と、登場人物が大物です。

なにより中心人物である籠池一家のクセがすごいです。

 

彼らのやることがすべて思わせぶりなので、マスコミも翻弄されてる感じですね。

一家が乗った車をヘリで追い掛けてるのですからちょっと異常です。

 

 

今回の騒動でコンニャクがはたしてお金を表す隠語なのか、という記事が出ていました。

 

問題となった国有地を格安で手に入れるために、大物政治家が動いたのではないか言われていて、疑惑をもたれた鴻池議員が

「事務所に森友夫婦が来て、紙に入った金だかコンニャクだかわからないものを渡そうとしたので突き返した」

と証言していました。

 

コンニャクというからには、それなりの厚みがあるわけで、その札束は数百万円はあったのではと推測されます。

 

お金を表す隠語はいろいろあって、かつてロッキード事件では「ピーナツ」が使われました。

 

ピーナツ1個が100万で、100個分の領収書が実在、つまり1億が動いたわけです。

 

あと「みかん箱」ということばも使われました。

みかんの代わりに札束が入っているのでしょう。

 

どの世界でもお金の話は露骨にはしにくいので、隠語が使われるわけです。

 

かつては、自民党総裁選で札束(実弾という隠語も)が乱れ飛んだ時代がありました。

そのとき1本、2本という言葉がよく登場していました。

 

昔の1本は1千万のことでした。

いまの1本は100万にスケールダウンしています。

 

政治資金規正法の改正、派閥の弱体化などで、お金が動きにくくなったのでしょう。

 

ほかにお金を表す隠語では「あし」などがあります。

「おあしがなかったもので」などと使われます。

 

「エム」これはmoneyの「M」でしょう。

「ねーか「ねか」これは「かね」をひっくり返しただけです。

 

「なま」は「現金(げんなま)」から。

「れこ」は「これ」の反対です。

 

ほかにも「おたから」「おたろう」「じんた」なども使われます。

ただ、もはや死語化しつつあるので、使っても通用しないかもしれません。

 

今回話題になったコンニャクは隠語としては使われた形跡はなく、鴻池氏が封筒のかたちから思いついたジョークのようです。

 

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