日本シリーズは広島の連勝で、本日第3戦に黒田がラスト登板しますね。
今日の結果はともかく、広島有利の流れは変わらないでしょう。
日ハムが勝つには、大谷が毎日投げて打たないと苦しいと思います。
海の向こうでは、いよいよワールドシリーズが始まります。
カブスが勝てば108年ぶり、インディアンスが勝っても68年ぶりという、どちらが勝っても地元は大騒ぎになる組み合わせになりました。
カブスには、わが川崎宗則が在籍しています。
プレーはしなくてもムードメーカーとしてチームに帯同させているのが、なかなかの配慮ですね。
どちらが勝つにしても第7戦までもつれ込む大接戦になりそうです。
さて、『間違いやすい日本語ハンドブック』からのラストで、間違いやすい表現をいくつか取り上げてみます。
最初は「晩年」という言葉について。
「いい晩年を迎えられて、うらやましいかぎりですねえ」などと言ったら、これはもう完全にアウトです。
晩年とは、死後に定まるのです。
つまり生存者に晩年なし。
老後と同じ意味で使いがちですが、使えばたいへん失礼なことになります。
「(彼の)晩年は誰とも付き合わず、ひっそりと生活した」
などと、その人の死後に。第三者が評価するものです。
うっかり使ってしまいがちなので、怖い言葉ともいえます。
それから「極めつけ」と「極めつき」。
どちらも合っているような気もしますが、「極めつき」でないとまずいです。
これは、極め書き(鑑定書)がついている確かなものという意味ですから「極めつき」になります。
次は「燃えたぎる」という言葉。
なんとなくありそうな表現ですが、いわゆる混同です。
「燃え盛る」と「煮えたぎる」をミックスしちゃってますね。
なにげなく使っている言葉ですが、どこに罠が潜んでいるかわかりません。
みなさん、気をつけましょう。