高安が大関に昇進しましたね。
口上は「正々堂々、精進します」でした。
「正々堂々」という言葉が似合ってますよね。
最近の口上はシンプルな言葉が使われていて、よいと思います。
ちなみに高安はしこ名ではなく本名です。
遠藤、宇良、石浦など、本名の力士が増えているのは楽しい感じがします。
高安が本名のまま横綱になれば、あの輪島以来の快挙ということで、これからが非常に楽しみですね。
さて『毎日新聞・校閲グループのミスがなくなるすごい文章術』から、固有名詞「太田」「大田」の誤りについてです。
人名においてもだいたい「太田」のほうが多いので、「大田」が正しいものを「太田」にしてしまうケースが主になります。
地名では、東京都大田区、島根県大田市を「太田」としてしまいがちですね。
そもそも大田区とは大森区と蒲田区が合併したので、その1字ずつを取ってできたものです。
まあ、実にいい加減なネーミングのせいで、まちがえやすいのです。
「太森」とは絶対しないですからね。
いっぽうの島根県大田市は、読みから誤るケースになります。
「おおた市」ではなく「おおだ市」なのです。
「おおだ」と読めば、まずセーフです。
あとは群馬県太田市。
こちらは大田市でなく、そのままでよいのです。
けっこう、ややこしいですね。