藤井聡太4段が30連勝を目指して、この日曜、佐々木勇気5段と対局しますね。
グッズも大人気のようです。
扇子のあとは、クリアファイル、ジグソーパズル。
このあたりが将棋界独特です。
しかし、藤井4段はまだ中学生ですから、学校のほうもいろいろとたいへんだと思います。
中間テスト期間も対局があってその日は受けられなかったとか。
学校側もその辺は配慮して、日頃の勉学への取り組みを総合的に判断して成績をつけるようです。
現在3年生なので、高校進学の問題もあります。
お母さんも悩むところでしょう。
また、対局が午後10時以降にも及んでいるので、労働基準法に触れるのではという心配も出ています。
これは、棋士は労働者ではなく、個人事業主になるのでOKみたいです。
ともかく、これだけ騒がれても落ち着いているのはすごい精神力だと思います。
さて『日本語語源詮索辞典』から「大丈夫」についてです。
もともとは「偉丈夫」と同じで、「立派な男子」という意味の漢語でしたが、いまやオールマイティに使われています。
中国の周の時代の1丈は8尺からなり、1尺は約22・5センチでした。
つまり1丈は180センチ、それが一人前の男「丈夫」だったわけです。
「丈夫で長持ち」の「丈夫」ですね。
それに「大」がつくわけですから、「頼もしい」「安心」というわけです。