次々と事件が起こりますね。
鬼畜(千葉のリンちゃん事件)のあとは、ゲス(自民党・中川政務官)ですか。
なんか、世の中でいちばんゲスなのは国会議員ではないかと思えるようになってきました。
それに比べるとゲスの元祖となった某ミュージシャンなどは、かわいいもんではないでしょうか。
こんなことでワイドショーが活気づくのは、あまりよろこべませんね。
さて、久しぶりに死語について書きます。
このところテキストとして使わせていただいている金田一先生の本に流行語について書かれている章があったのですが、当然年代が異なるので、登場している流行語は死語になります。
まずは「温泉マーク」。
これは、今も使われています。
ごく普通の意味で、旅館などで「温泉があります」という表示です。
地図にも使われます。
では、死語(昔の流行語)としての「温泉マーク」とは何でしょう。
それはラブホテルのことです。
死語では「連れ込み旅館」となります。
千駄ヶ谷といえば、いまでこそまともな場所ですが、1964年までは「温泉マーク」がひしめく場所として有名でした。
64年の東京オリンピック開催にあたり「こんなもんがあると世界的に恥ずかしい」ということで、連れ込み旅館街は一掃されたのです。
今度のオリンピックでも、喫煙対策などで似たような事態が起こるかもしれません。
オリンピック期間だけ禁煙とか。
もうひとつは「バスに乗り遅れるな」。
これは「時流に乗り遅れるな」という意味ですね。
バスが新しい乗り物であった時代にできたことばで、今はピンと来ません。
「新幹線に乗り遅れるな」といっても、なんのことだかわかりませんね。