同工異曲とは?

今週は競馬の大レースがあります。

国内でもGⅠレースがありますが、フランスで凱旋門賞が行われます。

これは世界的な大レースです。
日本からもマカヒキが参戦していて、十分に勝つチャンスがあるので注目です。

過去、日本馬は最高で2着が4回という成績で、もうちょっとのところで栄冠に届きません。
今年こそはやってもらいたいですね。

今回日本で初めて凱旋門賞の馬券も発売されるので、いままで以上に盛り上がると思います。

発送は日本時間で日曜日の午後11時ごろとなっています。
みなさん、マカヒキを応援しましょう。

さて、「四字熟語のおさらい」です。

今回は似たような四字熟語の使い分けです。

たとえば「異口同音」「大同小異」「同工異曲」。

この三つ、すべて同じように感じてしまいますが。

このうち「大同小異」と「同工異曲」はだいたい似たり寄ったりです。

あ、つまりどちらも「似たり寄ったり」という意味です。
ややこしいですね。

大同小異は、字のまんま、だいたい同じでちょっと違うという意味。
同工異曲は、音楽、詩歌について、手法は同じでも味わいが違うことで、それが転じて「見た目は違っても内容は同じ」という意味で用いられています。

異口同音は、口が違っても出る音は同じですから、大勢の意見が一致しているという意味です。

それから「前人未踏」「前人未到」「前代未聞」。

未踏と未到の2種類あったなんて、気がつきませんでしたね。

前人未踏は、文字通り、探検隊などがたどり着く地。
いっぽうの前人未到は、なにかの記録や業績などに。

と、本来は使い分けられていましたが、今は誰も気づかないですよね。

前代未聞は、きわめて珍しい、ありえないことに対して使われます。
いいことにも悪いことにも使いますが、どちらかというと「あきれた」というニュアンスがあるので、使い方注意かもしれません。

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